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理想的な受かり方

先日、早稲田大学文化構想学部に受かった高校を卒業したばかりの生徒とご両親が合格の挨拶にいらした。

お母様は「入塾の面談時に、本人・講師・親、のタッグがしっかりと組めたら最強です、と言われたことが印象に残っています」そして「それを実践し、その成果が出たことをがとても嬉しい」とおっしゃった。

その通りで、この生徒さんのケースはタッグをうまく組めたことが受験の成功に大きく寄与した、一つの理想的パターンである。

最初は、高2の夏に大手の予備校の面談で「英語を頑張らないと早慶どころかMARCHも不可能」と言われたものの「具体策」を示されず不安になって当塾にいらした。当時は模試の偏差値でかろうじて40を上回るもので、確実に英語が足を引っ張っていた。その後、お母様から頻繁に「模試、学校の成績」をメールでもらった。私の方からも現状の報告を要所要所で行った。

3年に上がるときにまだ模試での結果は出ていなかった。早稲田はE判定だった。お母様からは「本当にこのままで大丈夫なのか」という不安の声を何度もいただいた。が授業での毎回の復習テストがほぼ満点だったので、そして授業での反応も好転してきていたので、「まだ模試での大きな変化は出ていないが確実に芽が出てきている。そのうち模試での数字も動く。ただ後は本番までに間に合わせられるかだと思う」という返答をした。

高3の夏休み前にはご両親と本人とで「本番までに何をいつまでにどうやっていくのか」の話し合いを行った。12月31日までに第一志望の早稲田の過去問で「70%を突破しよう」という目標を立て、そこまでの to do リストを一緒に作成した。これは可能、これは無理だ、とのやりとりが本人とご両親と私との間で熱くなされ、気がついたら時計の針は午後11時を過ぎていた。

11月の模試で第2志望の青山学院大学が合格圏に入った。これまでの取り組みは間違っていないと本人もご両親も自信を深め、そして12月31日を迎えた。がそれでも早稲田の過去問での点数は60%手前だった。新年になっても微修正をしながら戦略に基づいた過去問演習を続けた。そして最終的な出願を含めた戦略会議を行い、本番へと突入していった。結果、念願の早稲田大学の合格を手に入れた。

その影にはお母様のサポートがあったのはよく理解している。頻繁に「どう接すればいいのか」「娘以上に自分の方が不安だ」などのメールでのやりとりをしながらもしっかりと上手にケアなさっていた。

「子供に任せている」という保護者様もいます。それもありだと思います。がこれまで多くの合格のお世話をしてきましたが、最もうまくいくパターンは「本人・ご家庭・塾」がしっかりスクラムを組めたときであるということを、今回改めて痛感したところです。

 お母様方、何かあったら遠慮なくご連絡ください。お待ちしております。